「岡山・尾道おでかけパス」で津山と久世に行ってみた
2/11が休日なので、岡山・尾道おでかけパスを使って、久しぶりに鉄分補給をしてきた。
今回の目的は、因美線美作滝尾駅の見学と、旧遷喬(せんきょう)尋常小学校校舎の見学。
津山線に乗車して津山で乗り換え、そして因美線の美作滝尾駅で途中下車&昼食。そして津山へ一度戻って、姫新線の久世駅で下車。旧遷喬(せんきょう)尋常小学校校舎を見学したのち、新見駅で乗り換えて、伯備線で帰るルートであった。
まず、腹が減っては戦はできぬということで、岡山のおみやげ街道で駅弁を仕入る。
ここで「岡山・尾道おでかけパス」の割引券を有効活用できた。
津山線の快速に乗って終点まで行き、適当に暇をつぶして、因美線の美作滝尾駅で下車。
ここでお昼を頂く。
パッと見は古い駅舎だが、木材がふんだんに使われており、地元のボランティアによる整備のお陰か、寒々しさをあまり感じなかった。
…だが、外で写真とかを撮っていると流石に凍えるので、近くの自販機でホットコーヒーを買って飲むハメに。ちなみに地元の方によると、みまさかスローライフ列車が止まるようになった頃に自販機が設置された模様。
ところで、この駅にいわゆる「駅ノート」が設置されていたので、適当にパラ読みした所、各種案内の次に、素敵なイラストが掲載されているではないか!
「えきのて」の大海あすか様と地元の子ども達による力作のようで、ペンで描かれた絵と文字がマッチしていて、大変すてきな絵であった。
ついでに?私も一言、短歌テイストな詩をノートに書き残した。
すきま風の 寒さにふるえつつ 木のぬくもりを
感じながら食べる 駅弁のうまさよ
続いて、姫新線に乗るために津山へ戻る。
久世で下車し10分ほど歩くと、旧遷喬(せんきょう)尋常小学校校舎が見えてくる。
床や天井や壁がすべて木で出来ており、木造校舎で小学校人生の半分以上を過ごした筆者としては非常に懐かしいものであった。だが重厚さは、旧遷喬尋常小学校校舎の方が上である。
そして講堂だが、中は非常に広かった。また、説明の方によると、節目が一切ない木材を床のみならず天井までふんだんに使っているそうだ。
また、この写真を後日見た母親は、「お寺とかで使われる天井の構造だね」と言っていた。
ところで芸備線は、中国勝山駅終点の便がある。これに乗ると、津山から新見まで行こうとしたら、中国勝山で乗り換えに1時間ほど待つハメになる。
そこで久世駅で途中下車して、この校舎を見学すれば十分な時間つぶしになるので、姫新線に乗って中国勝山駅で乗り換えを待つ機会があったら、是非とも手前の久世駅で下車して、この校舎を見ながら時間を潰していって欲しい。